2015年10月15日

10月定例市議会報告@〜子どもの医療費無償化の制度拡充を求める

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 10月13日、今任期最初の一般質問が始まり、私はトップバッターで登壇しました。

★中学校卒業までの無料化〜「平成29年度以降のできるだけ早期の時期を目指す」(谷藤市長)

 6月市議会で、私は子どもの医療費無料化の対象拡大を求め、谷藤市長は「来年度から小学生医療費助成を通院まで拡充する」「中学生までの拡大についても、できるだけ早期の実現をめざしたい」と答えていました。その後の8月の市長選挙では、谷藤市長は公約に「小学生通院まで平成28年度から実施、さらに中学生までの拡充を目指す」と掲げました。私は、このことを評価しつつ、実施時期の見通しについて質問しました。
 谷藤市長は、「平成28年度から実施する小学生の通院までの拡充による実績を見極めながら所要額を精査し、財源確保の努力をしたうえで平成29年度以降のできるだけ早期の実現を目指してまいりたい」と述べるにとどまりました。

★「自己負担なし」で医療費の完全無料化を!

 現在、盛岡市では、入院2,500円、通院750円まで「自己負担」となっており、これを超えた分が後から戻る仕組みとなっています。県基準は、入院5,000円、通院1,500円となっており、市はこれに独自に上乗せして軽減を図り、所得制限も設けてはいないという点では努力していますが、それでも少なからず負担になっています。県内14市のうち、5市で完全に「自己負担なし」、4市で就学前まで「自己負担なし」となっています。私は、こうした実態も示し、「自己負担」をなくして完全無料化にするよう提起しました。
 谷藤市長は、「自己負担をなくすることは、子育て世代の皆様方から歓迎される施策であるとは存じますが、まずは、中学生までの医療費助成拡充を優先的に進めることとし、子ども医療費の全額無料化については、その後の検討課題とさせていただきたい」と答えました。私の再質問に、市民部長は、「乳幼児だけで9千万円かかる。財源を確保し、確実に順番に進めていければと考えている」と答えました。
posted by かんべ at 16:08| 議会

2015年07月01日

盛岡市議会6月議会報告C 「戦争法案」の廃案求める意見書が否決に

 今任期最後の盛岡市議会は、6月30日で閉会しました。

 今議会に、日本共産党市議団は「「国際平和支援法」及び「平和安全法制整備法」の廃案を求める意見書(案)」を提出。これまで政府が憲法9条の下では「認められない」とされてきた集団的自衛権の行使を可能としていること、憲法審査会で与党推薦を含む3人の憲法学者が「違憲」と断じていること、平和憲法の解釈を時の内閣によって変更し、それにもとづく法律を制定することは立憲主義に反することなどを指摘し、廃案を求めました。

 採決の結果、賛成14、反対21、棄権1で否決されました。

 6月22日付の岩手日報(共同通信)の世論調査は、安全保障関連法案に「反対」が58.7%で、5月調査から11.1ポイント上昇でした。

 谷藤市長就任以来、盛岡出身の557名が自衛隊に入隊しています。彼らに戦争で血を流させては絶対にいけません。来る8月・9月の盛岡市議選、県議選で「戦争法廃案」の審判を下さなければなりません!
posted by かんべ at 23:59| 議会

2015年06月29日

盛岡市議会6月議会報告B 保育料の軽減、第3子無料化など求める

 保育所の保育料は、国が徴収基準額を定めていますが、高すぎるので自治体独自に軽減が行われています。盛岡市では、平成27年度で33.2%の軽減が図られています。

 平成25年度データで岩手県内13市を比較すると、もっとも軽減をしているのが八幡平市で59.1%です。50%台の軽減率は5自治体、40%台が4自治体となっており、盛岡市は下から3番目の水準(32.7%)です。また、現在、第3子無料化を行っている自治体が6自治体(八幡平市、陸前高田市、一関市、二戸市、奥州市、滝沢市)、第2子以降無料化が釜石市で実施されています。盛岡市では、多子世帯の無料化は行われていません。
 私は、保育料の抜本的引上げとともに第3子無料化に踏み出し、子育て応援をすべきと求めました。

 谷藤市長は、「幼稚園、保育園等の第3子以降の保育料無償化の対象拡大に向けて国で検討することとしている」「国に対し予算措置を講じるよう、全国市長会を通じて要望する」と国任せの答弁で、盛岡市として努力するとの答えはありませんでした。

 また、2010年に廃止された「年少扶養控除」が保育料に連動しないよう、この間、所得税から控除相当額を差し引いて「再計算」が行われてきました。ところが、新制度移行に伴って、今年度から入所する児童については「再計算」は行われず、保育料に格差が生まれました。
 私は、内閣府は「市町村の判断で新規利用者も年少扶養控除を加味して利用者負担額を設定することを妨げるものではない」としていることを紹介し、これまでと同じ対応をするよう求めました。

 熊谷保健福祉部長は、「該当する児童が第3子以降であることから、第3子以降の保育所保育料の無償化を国に要望することで、多子世帯の経済的負担軽減につながる」と答えるにとどまりました。

 「再計算」した場合の金額(推計)はどれくらいか? 約430万円だそうです。本当に子育て支援する気はあるのでしょうか!?
posted by かんべ at 15:10| 議会

2015年06月27日

盛岡市議会6月議会報告A インフルエンザ予防接種補助の拡大を!

 6月23日の一般質問で、子どものインフルエンザ予防接種補助の拡大を求めました。

 現在、盛岡市では、0歳児から就学前まで1回につき1,000円の補助を行っていますが、小学生以上は補助の対象になっていません。昨年9月から今年の6月3日までの間、小学校から高校までのべ96校が休業措置をとっています。当然、授業の遅れなど影響します。

 インフルエンザ予防接種の補助は、岩手県内33自治体では、3自治体で全住民を対象としており、19歳未満1自治体、高校3年生までが3自治体、中学校3年生までが16自治体、小学校6年生までが2自治体で、小学校以上が合計25自治体にのぼります。補助金額は、全額補助3自治体、3,000円が2自治体、2,000円が15自治体、1,500円(2回目1,000円の場合も含む)が7自治体で、1,000円以下は6自治体となっています。

 熊谷保健福祉部長は、「平成15年度から、3歳以上6歳未満の幼児に対し、1回につき1,000円の補助を行い、22年度からは、その対象を0歳児から小学校就学前の6歳児までに拡大した」とのべ、「インフルエンザ予防接種助成の助成の拡充は、子ども・子育て支援に資するものと存じているが、現在、国において定期接種の対象ワクチンの追加が検討されているところでもあるので、国の動向を注視しながら、他団体の状況を考慮し、限られた予算の中で、その優先順位を考えていきたい」と答えました。

 盛岡市内のインフルエンザ予防接種は、だいたい3,000円くらいで、子どもは2回接種なので6,000円が必要になります。小学生以上が二人だと12,000円、三人だと18,000円・・・補助の対象年齢の拡大は当然ですが、助成金額の拡大もぜひ実施してほしいものです。
posted by かんべ at 23:46| 議会

2015年06月26日

盛岡市議会6月議会報告@ 子どもの医療費無料化が通院費も小学校卒業まで拡大!

 今任期最後の議会で一般質問を行いました。

 子どもの医療費助成制度は、岩手県内でも広がり、22自治体で中学校卒業(高校卒まで含む)まで医療費無料となっています。盛岡市では、昨年の4月に入院費のみ小学校卒業まで拡大されましたが、通院費は小学校に入る前までのままでした。

 6月23日の一般質問で、私は「県内で大勢となっている中学校卒業まで通院含め無料化の実施を!」と求めました。

 谷藤市長は、「多くの市民、特にも子育て世代の皆様が強く望んでおられる子ども医療費の無料化は、子育て施策全体の中でも特に優先度の高い施策であると判断し、解決すべき課題はありますものの、来年度から小学生医療費助成を通院まで拡充する方向で準備を進めてまいりたいと考えております」「中学校までのさらなる対象拡大につきましても、引き続き、財源確保の努力をしながら、できるだけ早期の実現を目指してまいりたいと存じます」と表明しました。

 この間、昨年の9月に発足した「子どもの医療費助成制度拡充を求める岩手の会」が取り組んだ署名は7万筆に迫る数に上っています。この運動が、岩手県を動かし、盛岡市も動かしました。共産党市議団も、毎議会質問して拡充を求めてきました。まさに、県民運動と共産党市議団の論戦によって「一歩前進」となりました。
 
 盛岡市での医療費助成の拡大は、来年4月から行われる予定で、8月からは窓口無料(県の施策による)になります。お金の心配をしないで病院にかかれます。本当によかった!
posted by かんべ at 11:50| 議会